海外ドラマ並みにオモロいかも。ディケンズのおすすめ歴史小説 2選

読書 女性

古典文学なんてなんか堅苦しいくて嫌だーて思ってる方。ノンノン!

実はディケンズの小説、海外ドラマ並みのおもろさですよ。

よし
食わず嫌いで読まないのはもったいないで。

ということで今回は、魅力満載のディケンズの歴史小説についてお話ししますよ。

★ディケンズってどんな人?

チャールズ・ディケンズはイギリスの国民的小説家です。(1812年 – 1870年)

ディケンズ自身は、中流家庭の生まれ。

でも両親がお金にだらしなかったようで…幼少期から貧しい生活を強いられ苦労したようです。

借金の不払いで父親が監獄に入れられたり、ディケンズ自身まともな教育も受けられませんでした。

よし
おしん並みの過酷さ…

その後、なんとか青年に成長したディケンズは、10代から法律事務所の事務員として働き、20歳前後にはに新聞記者へ転身します。

そして、30歳前後には、国民的に人気の小説家に順調に成長しています。

30歳にして国民的小説家とは…幼少期の辛い体験をバネに頑張ったんですね。

よし
ハングリー精神でのし上がったんやね。ディケンズ青年すごい。

★ディケンズ作品 2つの魅力

本
といってもまだ2作品しか読んでないんですが。

ディケンズの作品に共通する魅力はこんな感じ。

魅力①ストーリーが複雑で最後まで展開が読めない

とにかく、物語のあちこちに伏線があり、それが複雑に絡み合ってます。

最後の最後、ようやく一本の線になって「あーっ!」てなります笑

個人的に最後まで展開が分からないこのワクワク、スリル感がくせになります。

魅力②登場人物、みんなキャラが濃い

登場人物がとにかく多いです。 私たびたび、これ誰やっけ?てなり、戻って読み返しましたもの。

でも主要な登場人物はかなりキャラが立ってるので、感情移入しやすく読みやすいです。

必ず1人お気に入りのキャラが見つかりますよ。

★ディケンズの歴史小説 おすすめ作品その① 「二都物語」

フランス ヴェルサイユ宮殿

あらすじ

フランス革命の時代のおはなし

舞台はフランス革命前後のイギリスとフランス。

ルーシー・マネットと、バスティーユ牢獄に投獄されていたが解放された父で医師のアレクサンドル・マネットの再会から物語は始まります。

その後、二人がフランスからイギリスへ帰国する馬車の中、フランスの亡命貴族チャールズ・ダーニーと出会います。

しかし彼はスパイ容疑で裁判にかけられてしまいます…

この窮地を救ったのが、証言台に立ったマネット親子とダーニーと容姿がとても似ている弁護士シドニー・カートンです。

無事、ダーニーは無罪を勝ち取ります。

よし
めでたしと思いきや、何やら不穏な空気が。

フランス革命前夜の不穏な空気に巻き込まれていく主人公たち

一方、パリのある街やフランスのある田舎町では、民衆が革命に向けて少しずつでも着実に準備を進めていたんです。

フランス革命を背景に、マネット親子、ダーニー、カートンを中心に、思わぬ方向に物語は進んでいくんですね…

愛のきずな vs 民衆の怒り、憎悪、狂気という構図。

さて最後はどちらに軍配があがるのか、というストーリーです。

ジャンルは、ラブストーリー、サスペンス、ユーモアなどいろんな要素が入り混じった感じです。

光文社古典新訳文庫のものを読みましたが、上巻346ページ、下巻299ページです。(解説などは省く)

感想…描写が秀逸

風景描写や情景描写も、じつはその後のストーリーの暗示だったり。

それにあとで気づくとまた楽しいです。

フランスの民衆の長年の圧政に耐えて、憎しみや怒りを抱く様子、さらに反乱の準備を淡々とこなす様子は薄気味悪く、ホラー要素さえ感じますよ。

「二都物語」の教訓①;人は外見や地位で判断できないという皮肉な設定

顔 わからない
本当は優しいのに不愛想にしか振る舞えない弁護士カートンと、見た目も内面も誠実で誰が見ても好青年なダーニー。

もちろんカートンの世間の印象は悪いんですよね。

私的にはカートンのほうがひそかに純粋な心の持ち主って思いますが、自分に自信が持てないカートンは卑屈な態度をとってしまうんです。

だから人生のくじ運がすごく悪くて…読めば読むほど、愛すべきカートンです。

人の本当の価値な内面は外見では判断できないんですよね…

よし
世間は、外見で人を判断することが多いことへの風刺やね。

「二都物語」の教訓②;愛の絆の強さ、純粋な愛は何にも勝る。

本当の愛や、愛による絆の強さは、どんな苦境にも負けないことを教えてくれています。

愛する人のために自分の命を投げ打つ〇〇(ネタバレしちゃうので伏せます)は、ようやく自分の生きる目的を見つけ、生まれて初めて幸せを感じるんですね。

よし
女性読書ならきっと感動しちゃうよね、このラスト…

いかに深い愛に気付けるか、そんな愛を与えられるかで、人生は幸せで充実したものになると感じました。

★ディケンズの歴史小説 おすすめ作品その② 「大いなる遺産」

イギリス ビックベン

あらすじ

貧しい家に育ったピップ少年

イギリスの田舎町に生まれたピップ少年。

早くに両親を亡くしたので、厳しい姉とその夫で鍛冶屋のジョーが育ての親。

このジョーが優しんですよね。
 
ピップは小さいころから、ジョーの仕事を手伝いながら、生活していました。

エステラとの出会い

ある日、地元の資産家ミス・ハヴィシャムの自宅に招かれ、そこでミス・ハヴィシャムの養女で謎の美少女エステラに出会います。

ピップは彼女に恋してしまいまうんです。

よし
まあ、予想できる展開ね。

それ以来、ピップは自分が「鍛冶屋の貧乏人」であることをコンプレックスに感じるようになります。

莫大な遺産を相続することになったピップ

その後、ひょんなことから、莫大な財産を相続することになったピップ。

よし
なんつーラッキーな展開w

貧乏人の人生ともおさらばさ!と意気揚々、ロンドンに向かうピップですが…

遺産の謎、エステラの出生の真相、そして何よりピップの行く末…物語は想像もつかない展開をしていきます。

こちらは二都物語よりも長編です。

河出文庫のものを読みましたが、上巻415ページ、下巻388ページ(解説などは省く)で、長期休暇にゆっくり読むのがオススメです。

感想…怒涛のラスト

伏線部分が長くて、途中長すぎてやや中だるみしますが笑。

こちらもストーリーが複雑で、最後の怒涛の追い上げ、種明かし…びっくり続きのラストです。

それが最後急にぎゅーっとひとつになる感じは、読むのが止まらなくなります。

  「大いなる遺産」の教訓①;人生で大切なものは、お金ではない。誠実に愛情深く生きること。

心
お金や地位を人生の中で一番大切だと考えていた主人公ピップ。

それが間違いだと気づいたときには、すでに自分にとって大切な人達を裏切り、悲しませてしまった後でした。

皮肉なことに財産を失って初めて、誠実であることや人を思いやることの大切さに気づきます。

人生の充実は、物質的なことではなくて、誠実さ、愛情、思いやりなど人間の内面にあると教えてくれています。

 「大いなる遺産」の教訓②;行動すると決めたらタイミングを逃さない。

主人公ピップは、自分の薄情さ、行動力のなさを情けなく感じます。

でも結局、自分の性格を変えられないんですね。

そのために、彼の人生のいくつかの大きな転機をものにすることができないまま過ぎていきます。

このことから、何かやろうと決めたら、タイミングを逃さないこと。

逃げていてはいつまでも状況は良くならないなーと感じましたね。

よし
人生、好機をものにしないと好転しないよ。

★ディケンズの作品、現代小説に飽きた人や歴史小説好きにおすすめ

こんな感じで、ディケンズの歴史小説はストーリが面白いだけでなく、人生の教訓にもなる部分もたくさんあります。

あとかなり私の感覚的な印象ですが、ディケンズ作品がおすすめな人を挙げてみましたよ。 

 

  • 現代小説に飽きた人
  • 司馬遼太郎や塩野七生作品など歴史小説が好きな人

 興味がある方、自分の好みかもって方は是非ディケンズ作品をチェックしてみてくだいね。

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ではでは。



プロフィール

非婚ブロガーよし

非婚ブロガーのよしです。

彼との10年間の事実婚経験から非婚というフリーなライフスタイルを発信していきます。

日本では、いまだ女性は結婚してあたりまえ、しないのは変人みたいな扱いをうけますがw
このブログを通して、そんな風潮に前面から挑戦していきますよ。

独身非婚の悩み、恋愛ネタ、筋トレ、適応障害の経験から学んだ心の悩みやストレスについて、いつまでも女性らしくいられる健康や美容の話、大好きな海外ドラマについてあれこれお伝えしていきます。

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