結婚を不自由に感じる人は年々増えているようです。
実際に結婚した先輩や周囲の意見を聞くと、幸せを感じながらも、不自由さを感じているといいます。
一方で私は、事実婚の彼と自由な生活を楽しんでいます。
ということで今回は、パートナーがいながらも結婚しない私が考える非婚の5つのメリットについてお話しますよ。
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★非婚のメリット①1人でも生きていける力が身につく
結婚すると、精神的にも経済的にも、パートナーにたよりすぎてしまう人もいるようです。
実際に私の会社でも、独身時代はわりと真面目に働いていたのに、結婚した途端に仕事を休みがちで、会社にきてもおしゃべりばかりで全くやる気なしという人もちらほらいます。
そういう女性たちに結婚しても仕事を続けている理由を聞いてみると、こんなこと言っていました。
でも専業主婦になるのも気が滅入るから、とりあえず慣れた職場で働いていたいのよね。
こんな感じで結婚を望む人のなかには、結婚は人生のゴールインであったり、相手に頼って楽に生きることと思っている人もいるようです。
でもですよ、パートナーがいなくなってしまったらどうするんでしょうかね。
人生、何があるかわかりせん。
パートナーが死んだり、パートナーと別れたりしたら、もちろんそのあとは自分ひとりで生きていかないといけませんよね。
でも、パートナーに稼ぎを完全に頼って生きていたら、パートナーがいなくなった後はとても苦労するわけです。
そう考えると、非婚スタイルでいれば、一人でも生きていく能力は自然と身につくわけです。
結婚のメリットは支え合いだけど、デメリットは互いへの甘え、依存しすぎること。
私みたいに根があまちゃんだと、結婚すると絶対に彼の稼ぎにたよるダメ嫁になりますからねw
自分の成長のためにも、自分でしっかり生きたいですね、私なら。
何より、私の場合は自分の人生を人に頼り切って生きるのはつまらないし、性に合わないんですけど。
★非婚のメリット②転職や起業に有利!スキルアップ&キャリアアップしやすい
うちの会社は出産した女性社員への対応がとても手厚いです。
時短勤務や育児休暇、または育児との両立が可能な部署への異動まで許してくれる会社です。
で、そんな環境なので、多くの女性社員が子育てと仕事の両立をしています。
でも、多くの小さい子持ちの女性社員が、かなりの時短勤務&不定期で休むという状況です。
まあ、仕方ないんですけどね。
でも、同じ仕事するメンバーとしては、「大事な仕事」は彼女たちに任せられないということも、これまた仕方ないことです。
ここで非婚女子の出番なんです。
将来のキャリアアップにつながる仕事は、どんどん取り組んでいきましょう。
スキルアップやキャリアアップには、どうしても仕事量、勉強量、経験値が必要。
またどうせ挑戦するなら、転職に有利になる、難易度の高い業務をすすんでやってみるのもいいですね。
私の場合、社内でだれも挑戦しなかった新規事業を立ち上げるという社内ベンチャーに取り組みました。
結婚して家庭を優先していたら、できなかった貴重な経験です。
結果は失敗しちゃったけど、この経験は将来の起業に絶対役立つ経験ですよ。
しかも資金は会社持ち。めちゃくちゃ貴重な経験やで。
自分のスキルアップにどんどん時間をかけられる非婚女性は、職場で率先して難易度の高い仕事に挑戦して、自分をレベルアップしていきましょう。
結婚して家庭を優先している女性には悪いですが、仕事量と経験値、勉強量で彼女たちにどんどん差をつけちゃいましょうね。
新規事業立ち上げで感じたことですが、好機は自分でつかまないと手に入りません。
しかも好機は全員がありつけるわけではないです。
貪欲に求めていかないと、遠慮していたらライバルに奪われます。
なので、家庭を優先する既婚女性がわざわざゆずってくれている機会を、非婚女性はありがたくもらっておきましょうね。
スキルアップ&キャリアアップへの貪欲な姿勢が、結局は1人でも十分に生きていける糧になるんですよね。
★非婚のメリット③自分の時間を楽しめる
私たちカップルは、現在同居せずお互いの休みのときに都合が合うときに一緒に過ごすスタイルです。
以前同棲をしたことがありますが、お互いに一人でやりたいことが多かったので、同棲は合いませんでした。
というのも、私と彼はそもそも趣味や嗜好が全然違います。
彼は休みがあれば本を読みたいし、私は休みがあればブログ関連のことをしたり、筋トレしたり、海外ドラマみたり、美容院に行ったりしたいんですよね。
なので、それぞれが完全に1人でやりたいことに没頭する時間が必須なのです。
ということで、お互いこだわりが強くて頑固な私たちカップルの場合、別居で非婚スタイルってのがとても居心地がいいです。
結婚してしまうと、距離感が近すぎてしんどくなってしまうんですよね。
★非婚のメリット④頼りたいときにパートナーに頼れる
よく老後のために結婚するって人いますが、別に結婚しなくても面倒をみあえるパートナーをつくればいいわけです。
病気のときなども安心ですからね。
私の場合は、いまの彼にその役目をしてもらうつもりだし、私も彼を支えるつもりです。
だからわざわざ結婚しなくても、パートナーとして普段から認識していればそれで十分だと思うんです。
実際に、以前に適応障害で休職したときはもちろん、最近も子宮筋腫で体調不良になったことを相談して支えてもらいました。
★非婚のメリット⑤結婚という制度に依存しないからこそ、お互いへの愛情が深まり続ける
日本の結婚しているカップルでよく見るのが、結婚して関係が冷めてしまうというケース。
外国人男性と結婚して海外で働きながら暮らす友人は、旦那さんが常にラブラブアピールをしてくるとよく言ってます。
その理由について友人とこんな話をしました。
日本の場合、夫婦って結婚したら仲が冷める人が多いけど、そうならないんだね。なんか秘訣があるの?
だから結婚すると「上がり」みたいになって、夫婦関係が発展しないのかもね。
夫婦仲を濃いものにするっていう意識が希薄なんじゃないかな。
なのに結婚したら「メンテナンスフリー」って考え方はたしかにおかしいよね。
私は20代の頃はいろんな男性と恋愛をして勉強したものよ。
日本人って、心と体の相性を見るって考えがあまりないね。私の周りの女性もそうだね。
なんとなく20代後半とか適齢期が来たらそのときに付き合ってる男性と結婚するパターンが多いかも。
だから本来幸せのツールであるはずの結婚で、残念な結果になるんだね。
相性とか考えないでとりあえず打算で結婚すると、そりゃまあ、仲が冷めるのは当たり前だし。
それこそ夜の夫婦生活がレスになるのも当然ね。
結婚という制度にこだわらない考えであれば、認め合ったパートナーとの仲は年々深まるはずだし、お互いに対する愛情も同じように深まると思うんです。
私たちカップルの場合も、けんかは頻繁にするけど、お互いに長いつきあいの中で「好き」という気持ちが深まるばかりです。
また10年という長く濃い期間を2人で過ごせたおかげで、お互いを尊重しあう気持ちがめばえはじめました。
私たちカップルの場合は、結婚という「形」にこだわらず、尊敬や信頼、愛情といった「中身」を大事にしたからこそ、10年以上もいい形で関係がつづいているんだなと思いますね。
★まとめ あなたがしたいのは「結婚」制度?それとも愛する人を充実した人生を過ごすこと?
非婚のメリットをおさらいするとこんな感じ。
- 1人でも生きていける力が身につく
- スキルアップしてキャリアアップしやすい
- 自分の時間を楽しめる
- 頼りたいときにパートナーに頼れる
- 結婚という制度に依存しないからこそ、お互いへの愛情が深まり続ける
愛するひとと幸せにすごしたいのは誰しも考えること。
でもそれって結婚しないとできないことですか?
結婚という制度にこだわりすぎると、結婚が目的になってしまって、結局人生の本当のしあわせを見失うことになります。
あなたがもし、ここにあげた非婚のメリットにすこしでも共感するなら、結婚にこだわらずに自分とパートナーが幸せであれる形を考えたらいいと思いますね。
ではでは。