会社を休職して、よかたーー。
復職して結構たちますが、あのとき休職して本当に良かったなと思います。休職までの経緯はこちらの記事に書いていますよ。
私にとって、この休職が人生の転換となる、とても大きなきっかけになりました。大げさな言い方やけどもw 本当ですよ。
簡単にいうと、会社を休職し、ものの見方、考え方が大きく変わったんです。
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★私、昔はめちゃくちゃネガティヴで受け身でした
人間って、同じ組織や環境に長くいると、視野がびっくりするくらい狭くなるんですね。あと「枠」からチョロっとはみ出すのが嫌で、保身に走りがちにもなると思うんです。
私の場合もそんな感じで、新卒から長くいる会社で、超受け身な感じで、死んだ魚みたいな目をして働いてましたw こんな感じ。
- 会社の文句ばかり言うけど、改善しようとはしない
- 会社の仕事は全然好きじゃない
- 責任を持つのが嫌
- 無駄にプライドが高いから、挑戦して失敗するのが、カッコ悪いと思ってた
- チームの和を乱すのが怖くて、みんなと違う意見を言うのが怖かった
- 昇進にはさほど興味ないけど、同期や後輩に抜かれるのは恥ずかしいというちっぽけなプライドが常にあった
めちゃくちゃネガティブですよね。
そんな自分が嫌で、新規事業に挑戦したものの、組織の限界にぶちあたり、失敗。
おまけに、それが原因で、適応障害という心の病気になってしまいました。
ということで、仕事を休職することになったのです。
★休職で、「ネガティヴなサラリーマン病」が完全に抜けた。
休職してしばらくは、会社のことあれこれ考えましたが、2ヶ月くらいで会社のことは綺麗に忘れました。
そしたら、いろんなことが新鮮に見えてきたんですね。
昼間はカフェで読書したり、観光したり、ジムにいったり、映画をみたりしていたんです。気分は完全に大学生です笑
でも、大学時代と違うのは、日々いろんなことにアンテナを張り巡らせて五感をフルに働かせてました。
気づいたら、なんか完全にサラリーマン気分が抜けていました。新規事業への挑戦で、「ネガティヴなサラリーマン病」は治りつつありましたが、この休職でようやく完治することができましたw
★「ネガティブなサラリーマン病」が治ったら、結局なりたい自分がわからなかったとさ。
この流れ的に、「自由な心になったら、やりたいことが見えてきたーキターー!」
でしょう。
でも、現実はそんな甘くないです。
サラリーマン気分がぬけて考えたのが、私って結局なにがしたくて、何になりたいんやっけ?ということ。
え、なんもわからんわい…
だって、いままでそんなこと真剣に考えてなかたやーーん、やーん、やーん…
★考えまくった結果、見えてきたのが「ブログ」という手段
会社という組織から(心が)解放された状態で、自分の頭で考えまくりました。
「一体なんのために生きとるんや?」
「会社がなくなったら、一体何がやりたいねや?」
とにかく毎日自分に問いかけ続けたんです。
30歳を過ぎるくらいまでは、完全にサラリーマン人生を突き進む気満々でしたし、基本的に受け身な生き方してたので、そんな私がいきなりアクティブに考えるのは難しい作業でした。
で、とりあえず「人生模索」のため、少し前から取り組んでいたブログに本腰を入れることにしたんです。
そしたら、意外とブログが自分にハマったという流れです。
たまたま感がすごい…
★(やらしい意味じゃなく)裸の自分をようやく見つめることができた
適応障害の治療のために心理学の本を読みあさりながら、自分自身を見つめなおす作業をしました。
そうこうしているうちに、今までは、変なプライドと勇気のなさとあきらめで、卑屈に毎日過ごしていたのが分かりました。
「どうせ、私なんか…」みたいなね。努力もしないし、受け身で文句ばかり垂れている…
そんな自分の状態にようやく気づいたわけです。
★休職して、わかったこと。見えてきた自分の新たな面
1、プライドなんか捨ててやりたいことをがむしゃらに追求すればいいやん。
大学受験のキズが癒えていないのか、はたまた学生時代に若干神童扱いされたのをまだ鼻にかけてるのか、以前の私は、なかなかにプライドが高かったのですよ。
そのうえ、勇気もない、行動力もない。
だから、がむしゃらに何かに挑戦することができないでいました。
「挑戦?はあ、なにそれ、興味ないし。」みたいな。中二男子の反応ですね。ほんまは何かやりたいくせに、失敗するのが怖くて恥ずかしかったんです…
でも、自分を見つめ直して、ようやくプライドが高くて、弱い自分を受け入れることができました。
2、自分をできるだけ客観視して、「素の自分」でいたら、心のストレスはなくなった。
自分を客観視して、ありのままの自分でいようとしないで、「かっこいい自分」を演じようとしていたことが分かりました。
本当の自分と理想の自分の差を埋めるために、繕おうとするから、ストレスがたまるんですよ。
それが分かってから、だいぶ気持ちが楽になりました。
3、会社に甘えるな。行動しろ。
自分の周りのいろんなサラリーマンの中で、会社の文句を言う人ほど、なにもしないし、仕事もあまりできないんですよね。
休職して、「ネガティヴなサラリーマン病」が治ってから、このことに気づきました。つまり、休職前の私は、会社の文句ばかり垂れ流す=会社に甘えていた、ただのチキン野郎だったというわけです。
井の中のカワズです。会社の屋根の下でわーわー文句言っている…それこそ恥ずかしい話です。
こんなヘタレなことをしているうちは、決して自分の人生を思うように導けないと思いました。広い世界にでて、もっともっと挑戦しないとだめだ!と…
4、人にどう思われるかなんて気にしてたらあかん。
実は、人との関わりが一番苦手な私です。私がどんだけ1人好きな隠れコミュ障かは、こちらの記事に書いています。
八方美人な性格がどうしても直せず、人によく思われたいと思うあまり、まわりに無駄に気を使うんですよね。
だからって、特別気がきくわけじゃないから、その不器用な性格によけいイライラしたりね。とりあえず人の目線、人に良く思われたいという気持ちが強かったんですよ。
だから、休職して一人時間が多くなったときの開放感たるやなかったです。
以前は、「私って社交的な人間やわー」思ってました。休職してはじめて、無理して社交的な自分を演じていたのが分かりましたね。
自分に合わないことしてたんですね。ありゃりゃ。
なので、自分のストレスになるほど、人に気を遣うのはやめました。(完全にはまだ無理だけど、徐々に…)
少々人に嫌われても、いつ死ぬかわからない人生、好きにヤリ散らかして好きに生きたいと思うようになりましたよ。
5、会社以外の魅力的なフィールドを見つけたら、会社はどうでもよくなりましたよ。
会社以外のフィールドを見つけることができたんです。つまり「ブログ」です。こちらの記事にも書いています。
いままでは、会社や仕事以外に固執するものがありませんでした。仕事好きじゃないのに、それ以上にエネルギーを注ぐものが全くなかったんです…さみしい笑
でも、ブログを始めて、好きなことが見つかって、そっちに興味がガーっっていって、エネルギーもガーっって注いだら…(雑な言い方やなw)
会社なんてう〇こみたいな存在に思えました。
あ、語弊ありますね。仕事から生活に必要な最低限のお金を得られたら、それだけで十分と考えるようになりました。だから今では仕事に対するこだわりや興味は一切ありません。
もともと私は、興味ないこと、あることの区別がはっきりしています。
自分の中で仕事の優先度がかなり低くなったので、会社ではできるだけエネルギーを使わないように省エネ活動していますよw
DaiGoさんの「超集中力」で紹介されてましたが、人間のウィルパワー(簡単にいうと集中力のこと)は限られているので、節約と効率的に利用することが必要なんです。
会社で無駄に使わず、ブログにできるだけエネルギーを注ぎたいですからね。
★まとめ
休職してわかったことをまとめると、こんな感じ。
- プライドなんか捨ててやりたいことをがむしゃらに追求すればいいやん。
- 自分をできるだけ客観視して、「素の自分」でいたら、心のストレスはなくなった。
- 会社に甘えるな。行動しろ。
- 人にどう思われるかなんて気にしてたらあかん。
- 会社以外の魅力的なフィールドを見つけたら、会社はどうでもよくなりましたよ。
とにかく、休職の経験をとおして、いい方向に人生の舵がきれたかなーと思います。まだこれからやけど。
普通じゃない人、変な人、イタイ人と言われても、他人なんか気にせず、自分が好きなようにやっていきたいですね。
ではでは。