昨年は、ストレスフルな毎日を送っていて、体調不良になることもしばしば…
とくに、謎の病「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」を発症したときは、色々と驚きの連続でした。まず、名前になんかびびりました笑
今回は帯状疱疹について、自分の経験をもとにお話しますね。
コンテンツ
★私が帯状疱疹になっちゃった経緯
帯状疱疹と診断されたのは、昨年のGW前の話。発症前後の経緯や症状を時系列にするとこんな感じです。
1、風邪のような症状が続く(2週間)
4月始めから微熱が2週間くらい続き、風邪かなーと思ってました。体もだるいし、頭痛もするし…でも普通に仕事はしていました。
2、腰痛(神経痛)が発生(2,3日)
そうこうしてたら、微熱が止み、今度は、突然、腰とお尻のあたりに痛みが発生。仕事で座ってるのもままならなくなり…整形外科を受診しました。
レントゲンまで撮ってもらうも、結果は異常なし。気休めに湿布と痛み止めをもらい、数日したら腰痛は次第に治ってきました。
なんやったんかなー?まあ、治ってよかったよかった…て安心してました。
3、水ぶくれと湿疹が発生
そんなとき、お風呂中に、体の右側の腰とお尻あたりに、水ぶくれと湿疹のようなものが無数に出来ているのに気づきました。
うわ…なんやこれ…めちゃきもい感じのやつやん…!
鏡でみると…ウツボみたいなんが大量にできてました。かゆみもあるし、なんかとにかく見た目がやばそう…
4、帯状疱疹の診断を受ける
翌日、すぐに皮膚科を受診しました。
でもたぶん帯状疱疹ですかね。
右側だけに水ぶくれができてるので。
それがストレスや疲れ、免疫低下などが原因で、まれに帯状疱疹として発生するんです
どうしますか?
とりあえず当分は安静にしてください。
その日はとりあえず、薬を処方されて帰りました。
1週間後、検査結果から、帯状疱疹だと正式に診断されました。
★帯状疱疹ってなに?
帯状疱疹とは…
帯状疱疹は、身体の中に潜(ひそ)んでいたヘルペスウイルスの一種、水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスによって起こります。水ぼうそうにかかったことのある人なら、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。
引用元 帯状疱疹 皮膚疾患情報マルホ株式会社
名前の由来は、水ぶくれや湿疹が帯状にできるから、みたいです。
症状
私の症状はこんな感じでした。
ただ、症状については個人差があるようです。
- 水ぶくれや赤い湿疹ができ、かゆみや痛みがある。
- 水ぶくれや湿疹ができる直前は熱が発生して、風邪に似た症状。
- 水ぶくれや湿疹は、体の右側の腰からお尻にかけて発生。(体の左側には何もなし。)
- 水ぶくれや湿疹が治った後、腰痛などの神経痛がやや残る。
水ぶくれが潰れたときの痛みが結構辛かったですね…痛すぎて数日は眠れなかったくらいです。
帯状疱疹はヘルペスとは似てるけど違う
帯状疱疹もヘルペスも、同じヘルペスウイルスにより発生します。ただし、ヘルペスウイルスは100種類以上あり、帯状疱疹とヘルペスでは原因となるヘルペスウイルスが違うんです。
症状も、ヘルペスは、全身に広範囲に湿疹などができるのに対し、帯状疱疹は体の左右どちらかに発生するなど違います。
回復までの期間
私の場合、2週間程度でほぼ完治しました。水ぶくれや湿疹ははじめの1週間くらいで大方治りましたよ。
1週間で、水ぶくれ→化膿(黄色くなる)→潰れて、かさぶたに変化します。その後、腰痛などの患部の神経痛は、1週間程度で無くなりました。
完治までの期間は、症状のレベルや、休養の程度、また病院にいったタイミングなどで変わるようです。
★帯状疱疹の治療
私の場合は、飲み薬を処方されました。それ以外は、特別なケアは受けませんでしたよ。
★帯状疱疹の自宅ケア
私の場合、医師のアドバイスより、こんな感じで自宅ケアしてましたよ。
- 自宅でとにかく安静にする。
- 処方薬をきちんと飲む。
- 食事から栄養をしっかり取る。
- 睡眠を十分とる。
すんごく当たり前のことですね笑 でもこれで、比較的早く回復したのも事実です。仕事を1週間休み、しっかり療養しました。水ぶくれは、そのうち潰れて痛みはじめるので、衣類と擦れて、動くのがつらいです。
なので、休みの間はじーっとしてました。私の場合は、熱もあったので、ほとんど寝てましたね。患部を掻いたり、触ったりすると完治が遅れるのでそれも我慢しましたよ。
ちなみに、帯状疱疹は、通常、他人にうつることはほとんどないそうです。なぜなら、ほとんどの成人は、子供のころ、水ぼうそうを経験していて抗体があるからです。ただ、水ぼうそうを経験していない大人や、幼児に対しては、うつる可能性があります。
★帯状疱疹の原因はストレスである場合が多い
受診した際、医師に「最近、強いストレスを感じるようなことはありましたか?」としつこく聞かれました。自分的には「ストレス」って明確に感じてはいなかったものの、よくよく考えてみると…あーこれかも、と思いあたる節がちらほら。
私の場合、ストレス要因はこんな感じですね。
- 新規事業案件を1人でやりくり
- 事業方針を決める役員プレゼンでの役員達のアドバイスがあまりに悲惨だった。
- 上司が超保守的で、ごますり野郎なお馬鹿…などなど
(お口ワルくてすみません…)
仕事での1人対応の状態は、1年くらい続いてました。感覚が麻痺してましたし、ストレスを感じる余裕もなかったんでしょうね、いま思えば。1年もたって、こんな病気になるもんなんか…って自分でも驚きでした。
★帯状疱疹は適応障害やうつ病のサイン
帯状疱疹が完治して、数ヶ月後、実は別の体調不良で、心療内科を受診しました。その時に、医師に帯状疱疹になったことを話すと、帯状疱疹は、うつ病や適応障害などの精神疾患の初期症状だと伝えられました。
え?うつ病って…
帯状疱疹をそんなに深刻に捉えていたかったので、それだけ自分の精神レベルが危険な状態だったんか…とショックでした。うつ病、適応障害については、以下の記事に書いています。
関連 新規事業が原因で適応障害になった私が、適応障害を克服した方法
★自分はストレスに強いと考えるのは間違い
本当に精神的にまいってるときって、意外と自分では全く気づいてなかったりします。ストレスが大きくなって、危険レベルになると、いろんな身体的な不調が発生することを身をもって知りました。私の場合はそれが帯状疱疹だったんですよね。帯状疱疹と疑われる症状が見られたら、早めに病院を受診してください。
また、帯状疱疹になった場合、なんらかの大きなストレスが原因の可能性があります。帯状疱疹の症状がでている人は、あわせて心療内科の受診もおすすめします。
あくまで私の経験談ですが、帯状疱疹ってあまり馴染みがない病気なので少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
ではでは。