エグすぎて閲覧注意!huluプレミア「ハンドメイズ・テイル」のあらすじと見どころを解説

メイド

すんごいドラマが日本上陸しました。

その名も「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」。

現在日本ではhuluでのみ、独占配信されています。

ブレイキング・バッドやゲーム・オブ・スローンズに続く、超名作になること間違いなしのドラマですよ。

ただし、タイトルのメルヘン?チックな雰囲気に全然似つかわしくない超グロテスクなドラマですので、好き嫌いは分かれると思います。

今回は、huluプレミア ハンドメイズ・テイルのあらすじや魅力についてお話しますよ。

よし
超グロ。でも、ウォーキング・デッドなんかより数億倍おもろいよ。

ハンドメイズ・テイル

ゲーム・オブ・スローンズの見どころについてはこちらに書いています。

相関図アリ!「ゲーム・オブ・スローンズ」の魅力をネタバレなしで解説

2017.04.12

★何がすごいの?ハンドメイズ・テイル/侍女の物語の「2つのすごい」

ハンドメイズテイル
ハンドメイズ・テイル/侍女の物語の「すごい」ところはつぎの2つ。

 

  • プライムタイム・エミー賞で5部門、ゴールデングローブ賞では2部門で受賞する実力の高さ。
  • 動画配信サービスhuluが製作・配信した中で初の受賞作品。

 

プライムタイム・エミー賞では、作品賞をはじめ、主演女優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞の5部門で受賞しています。

さらにゴールデン・グローブ賞では作品賞と主演女優賞の2部門で受賞しました。

エミー賞とゴールデン・グローブ賞って、アメリカのドラマ界で最も権威がある賞です。

その両方の賞レースをほぼ総なめ・独占状態だったってことです。

たしかに、「スゴイ作品」っていうのが分かりますよね。

また、ハンドメイズ・テイル/侍女の物語は、動画配信サービスhuluが製作しているオリジナル作品です。

huluではこれまでオリジナル作品がいくつかありましたが、受賞したのは今回が初めてです。

アメリカのドラマ業界って、年間で膨大な量のドラマが制作されます。

しかもいまは、テレビ局だけではなく、huluやNetflixなどの動画配信サービスが独自の作品を制作&配信していて、それらのレベルもうなぎのぼり状態です。

そんな数あるドラマの中でトップに選ばれるんですからね。

スゴイ以外の何ものでもありません。

ちなみに、私の中でドラマ史上1位のブレイキング・バッドも、シーズン1からファイナルシーズンまでの6年間でほぼ毎年賞レースを総なめ状態でした。

よし
ブレイキング・バッドは神ドラマだわ。

ハンドメイズ・テイル/侍女の物語は現在シーズン3までの製作が決まっています。

ブレイキング・バッドに並ぶ名作になる・・・かも・・・いまから期待がふくらみますね。

★ネタバレ含みまくり!ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 あらすじ

警察官 封鎖
ざっくりしたあらすじはこんな感じ。

舞台は近未来。環境汚染などが原因(明確には説明されていない)で女性の自然妊娠が難しくなり、出生率が低下して社会的危機となる。

そんな中、アメリカ合衆国内で内戦がおき、現体制が滅び、ギレアド共和国が建国される。

このギレアド共和国が最強に狂った国家なんですよね。こんな感じ。

 

  • 少数派の権力者が統治する階級制国家&軍事国家
  • 女性の権利はすべて奪われ、女性は財産を所有することも、読書も禁止される。もちろん政治参加なんか絶対無理。
  • 妊娠可能な女性は全員強制的に「侍女」として、妊娠出産のために奉仕させられる。
  • 侍女はそれまでの名前は奪われ、権力者の所有物となる。
  • 侍女は国の指導者などの少ない権力者の家付きのメイドとなり、昼間はメイド仕事、夜は「儀式」と呼ばれる子作りを強要される。
  • 侍女に自由は無し。勝手な外出禁止、いつも赤い衣装を着て、「目」という監視集団に常に監視されている。

さらっとまとめただけでも、このエグさです。

ちなみに侍女の赤い衣装はこんなのですよ。

 

物語は、主人公ジューン・オズボーンを中心にすすんでいきます。

ジューンは子供と引き離され、強制的にギレアド共和国の侍女にされてしまいます。

ジューンは、「オブフレッド」という名を与えられて、ギレアド国家の指導者ウォーターフォード家で働き始めるのですが…

ジューンの侍女としての生活は、悲惨きわまりない毎日なんですね。

よし
私だったら、耐えられないよ…

という感じのストーリーです。

相当暗い話ですよね笑

もっとストーリーやドラマの雰囲気を知りたいって人は、こちらの予告編を見てみてくださいね!

★ここもネタバレ注意!ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 みどころ&魅力

見どころ①「これまで見たことがない」ディストピア系ドラマ

手 
ハンドメイズ・テイル/侍女の物語は、ディストピア系ドラマです。

よくあるディストピア系ドラマって、最近ではゾンビや感染症でみんな死んでいくとかの設定がパターン化していますよね。

よし
ウォーキング・デッドとか、ヴァン・ヘルシングとかね。

このドラマの場合、強烈に独特な設定のストーリーなので、先読みが全くできません。

ゾンビも未知のウイルスもでてきません。(シーズン1まで見たところでは。)

ハンドメイズ・テイル/侍女の物語の基本設定が、いままでに見たことがないレアケースすぎて、見てる側は先の展開が想像できません。

異常な世界の、胸糞が悪すぎる話に慣れるのが精いっぱい…そんな感じです。

みどころ②常識では考えられない残酷すぎる「儀式」の数々

聖書
ディストピア系ドラマが面白いのは、異常な世界に放り込まれたときに現われる「残酷な人間の本性」が見れるから、ですよね。

ハンドメイズ・テイル/侍女の物語を最高に面白くしているのは、そんな人間の残酷な部分が凝縮された異常な儀式の数々です。

資源の取り合いっていうのはよくある設定だけど、女性を資源としてあつかうという発想がぶっちぎりでヤバイです。

 

  • 侍女に指導者たちとの小作りの儀式を強制
  • 侍女が出産するときは、指導者の夫人が侍女に覆いかぶさるようにして「一緒に」出産
  • 仲間の侍女が罪を犯して捕まれば、「裁きの場」で侍女仲間からボッコボコにされる。

 

ざっくりいえば、こんな感じ。

また、儀式じゃないけど、侍女に対する扱いはとにかく残虐で、上官にさからえば目を潰されたり、腕を切断されたりします。

ようは、彼女たち侍女には、生殖機能だけあればいいってことなんですね。

……

…言葉が出ないです…

見どころ③主演のエリザベス・モスはじめ、名優たちの迫真の演技がキラリ。

撮影
最後に、なんといってもこのドラマの魅力を支えているのは、実力派俳優たちの迫真の演技。

ざっくりキャストを紹介しますね。

注目キャスト①エリザベス・モス(主人公オブフレッド/ジューン・オズボーン)

 

The man painstakingly making sure my dress is perfect, is the inimitable force that is my dresser Rudy Rojas. He was on set before I arrived, at my side every single hour of every single day, and was still at work after I had wrapped. And I worked almost every single day for over 5 months so you can imagine how much that was. He is not only one of the most professional men with a brutal eye for detail ( he can see a crooked bonnet when nobody else in the world can) , but he worked tirelessly to help bring Offred/June to life. I would quite literally not have been able to do this show without him. He kept me warm when I was freezing, made me feel safe and confident, and the best part did it with a smile and a generous kind spirit. So grateful for your work Rudy and I love you. Can’t wait for more adventures in season 2!!! 😘👊🏻 #HandmaidsTale – EM @elisabethmossofficial

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海外ドラマ好きなら、知っている人も多いんじゃないんでしょうか。

彼女は「マッドメン」の主人公ドン・ドレイパーの部下ペギー役で一躍有名になりました。

よし
知的で野心的だったペギーは、広告代理店の秘書からコピーライター、果ては重役にまで大出世するのよ。

マッドメンについては以前こちらでも書いています。

マッドメン シーズン1(字幕版)
Posted with Amakuri at 2018.7.11
マシュー・ワイナー
販売価格 ¥4,914(2018年7月11日13時50分時点の価格)

マッドメンの後は、映画「ニュースの真相」やドラマ「トップ・オブ・ザ・レイク」などの社会派作品に出演。

とくにトップ・オブ・ザ・レイクでは、ヌードまで披露して主人公の女刑事を熱演していますよ。

トップ・オブ・ザ・レイクの女刑事も、ハンドメイズ・テイル/侍女の物語のオブフレット役も、暗くてどこか狂気を秘めた印象が似ています。

ハンドメイズ・テイル/侍女の物語では、復讐や奪われた子供への執念に燃えながらじっと耐えているから、狂気レベルは相当高いですけどね。

とにかくエリザベス・モスの狂気にみちた迫真の演技はみどころです。

ちなみにドラマ中は暗い表情ばかりのエリザベス・モスですが。

実際にはこんなに魅力的な表情の女優さんなんですよ。

こちらは、エミー賞受賞のときの写真ですね。

 

We’re stronger together. ✊🏽 The Cast & Crew of The #HandmaidsTale celebrate their 8 #Emmy wins.

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注目キャスト②ジョセフ・ファインズ(司令官。フレッド・ウォーターフォード。オブフレッドの主人)


写真の左の男性がジョセフ・ファインズです。

濃い顔のこの方にどこか見覚えありませんかね。笑

すこし前に映画をメインに活躍していた俳優さんです。

私的には、ジョセフ・ファインズといえば、ケイト・ブランシェットと共演していた映画「エリザベス」ですね。

あと最近ではSFドラマ「フラッシュ・フォワード」で主演をしていました。

ハンドメイズテイル/侍女の物語では、オブフレッドの主人でギレアド共和国の司令官を演じています。

いまいち思考が読めない、不気味な司令官を好演していますよ。

話が進むほど、私はこの司令官がキモくてキモくて・・・笑

注目キャスト③イヴォンヌ・ストラホフスキー(セリーナ・ジョイ・ウォーターフォード。司令官の妻。)

 

Serena Joy keeping a low profile #HandmaidsTale –MM

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主役のエリザベス・モスの次にじわじわ存在感を出してくるのが、司令官の嫁役のイヴォンヌさんです。

この女優さんはドラマ「チャック」のヒロイン役で有名ですよね。

チャックではキュートで優しい女性なイメージでしたが、ハンドメイズ・テイル/侍女の物語では180度違う役にトライしています。

でもハマり役なんでしょうね。

うえの写真はオフショットでめちゃくちゃ可愛いのに…ドラマの中では主人公ジューンに対する超ドSな仕打ちが堂に入っていて、怖いレベルです。

 

 

 

こんな感じで、ドラマや映画でこれまで活躍してきた実力派俳優が出演しているんですよね。

とくに注目したいのは、やっぱり主演のエリザベス・モス。

彼女の存在感があるからこそ、このドラマを面白くしているっていうレベルです。

ハンドメイズ・テイル/侍女の物語は、「マッドメン」ファンはもちろん、社会派サスペンス好きには是非すすめたいですね。

★まもなくシーズン2公開!ハンドメイズ・テイル/侍女の物語を見たいなら、いますぐhuluに登録しよう!

映画館
ということで、万人には勧められないけど、ハンドメイズ・テイル/侍女の物語は、目の肥えた海外ドラマ好きには是非みてほしいドラマですよ。

最近見たディストピア系ドラマの中では、群を抜いたストーリー、キャストの演技力に圧倒されました。

そんなスゴイドラマ「ハンドメイズ・テイル」、シーズン1は現在huluで独占配信中です。

しかもしかも、シーズン2が8/29(水)からhuluで配信開始されるんです。

楽しみすぎる…

ハンドメイズ・テイル

是非、huluでハンドメイズ・テイル/侍女の物語をチェックして、残酷でグロな世界観を味わってみてくださいね。

ではでは。

 



プロフィール

非婚ブロガーよし

非婚ブロガーのよしです。

彼との10年間の事実婚経験から非婚というフリーなライフスタイルを発信していきます。

日本では、いまだ女性は結婚してあたりまえ、しないのは変人みたいな扱いをうけますがw
このブログを通して、そんな風潮に前面から挑戦していきますよ。

独身非婚の悩み、恋愛ネタ、筋トレ、適応障害の経験から学んだ心の悩みやストレスについて、いつまでも女性らしくいられる健康や美容の話、大好きな海外ドラマについてあれこれお伝えしていきます。

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